有り難いことに、ご利用者、ご家族様からたくさんのありがとうという感謝の言葉を頂きます。

そのありがとうの言葉にはいくつもの意味合いがあります。またラスベガスがもっとたくさんの人に知られるようになればいいな、何かできることはある？と言う方もいらっしゃいます。

ご自身の立場からのありがとうから発展し、何か自分でもできないか、他の方の役に立てないかと前向きにいろいろと考えることが出来るようになり、そこから発信された言葉は、とてもうれしく思います。

精神的心理状態の変化はかなりあります。今までご自宅で笑顔を忘れていた方が、ご家族様が驚かれる程の笑顔で過ごされている、身だしなみにまったく興味がなかった方が、ラスベガスに来るようになり、洋服を自分で選ぶ、自分で買いに行くところまで進歩されている。ご自分ではもう何もできなくなったと喪失状態の方が、同じ曜日のご利用者のお名前をメモで書いて覚える。など、孤独や不安から精神的に下降傾向の方が、他のご利用者や職員と接し、人間的つながりを構築して行くことで自信や本来の姿を取り戻していらっしゃいます。

介護という仕事は人と人のつながりの中で、ご利用者のお役に立ちたいということに重きを置き、そこにやりがいを求める傾向があります。それも良いことですが、将来の目標や結果を出したいという、欲のような夢や目標を持ち、ご利用者の介護をすることだけに満足するのではなく、ビジネスとして自分自身を成長できる環境がラスベガスにはあること、また個々の能力を引き出す環境、一人一人が考えながら行動し、働くことが出来る前向きな積極的姿勢、自由な発想・視点から介護を捉え、働く意識を変えていくことが出来る環境が、ラスベガスにはあること。私がラスベガスで働くうえで良かったと感じるところです。